今健康や環境に良いと海外セレブやハリウッドスターの間で大流行してるヴィーガン
ビヨンセ、アリアナグランデ、ビリーアイリッシュ、日本だと中谷美紀、ベッキー、サンプラザ中野くんなどが実践されています。
そもそもヴィーガンとはなにか?
ヴィーガンと言うとベジタリアンとよく間違われますが
一見同じように思えるが、実は根本が違っていて、ベジタリアンの方は「肉はNGですが、魚や卵などは食べるスタイル」ですのでヴィーガンとは別物です。
ヴィーガンとは、「動物由来の食品や製品を手に取らない」ライフスタイルの事です。
食事の基本は「肉・魚・卵・乳製品・はちみつ」など動物性のものを摂取しません。
原料が野菜や穀物でも、加工時に動物性食品を使用していたり、ドレッシングなども材料に気をつけなければいけません。パスタやラーメンのように原材料に卵が使用してあるものも食べられません。
お料理に必須な出汁や調味料も鰹節や煮干し、コンソメなどの動物性のもの使用不可。
それだけ聞けば食べれるものが無いように思われますが、そんな事はなく
例えばヨーグルトなら生乳由来のものはNGですが、豆乳ヨーグルトなどは摂取可能です。
パスタも豆100%のものが売っていたり、蜂蜜の代わりにアガベシロップを使ったり、お肉の代わりに大豆ミートなど代用品がたくさん出ています。
コーヒーチェーンのドトールコーヒーには全粒粉の大豆ミートを使ったハンバーグなどが発売されていたりとか、レシピサイトを検索したら沢山のヴィーガンレシピがあり、今から始める方にとってはハードルがかなり下がっていると思います。
ではそもそもなぜヴィーガンになろうと思ったのか、その理由については主に3つが挙げられます。
健康志向「ダイエタリー・ヴィーガン」
環境問題「エンバイロメンタル・ヴィーガン」
動物愛護「エシカル・ヴィーガン」
まず、健康志向「ダイエタリーヴィーガン」
「お肉は体に悪い」と言うヴィーガン
「動物性食品は身体に良くない、消化不良に繋がる」と考えていて、健康志向の方が実践されています。
動物性食品の摂取をやめることで癌リスクの低減に繋がったり、動物性脂肪の摂取を減らすことで、心筋梗塞や脳梗塞などの循環器系疾患のリスクを下げることに繋がると考えられています。
次に、環境問題「エンバイロメンタル・ヴィーガン」
世界に15億頭いる牛のげっぷは地球温暖化を促進。
牛は1分に1回げっぷをし、吐き出されるメタンガスは強力で、世界で排出される温室効果ガスの4%を占めます。
車の排気ガスよりも地球温暖化への影響が強かったり、アマゾン森林伐採、森林火災の主要因になっていたりします。
それだけでなく、牛の餌にされている穀物を牛に与えず貧困の国に回し、人に与えると世界で飢餓する人はいなくなると言われています。
さらに、魚介類においては、乱獲による生態系の変化や漁獲量の減少で2050年までに漁場が枯渇する、海から魚が獲れなくなることまでも懸念されています。
最後に、動物愛護「エシカル・ヴィーガン」
動物搾取全般を否定し、お肉などを食べないだけでなく、持ち物にも「リアルファーや本革の製品は購入しない、持たない」など、「動物は、食べ物・衣類・実験・娯楽のために利用したり、その他の方法で虐待するためのものではない」のを信念にいる方が多いです。
そんな魅力たっぷりのヴィーガンですが、最近では日本でも浸透しつつあります。
始めるハードルが下がった今こそあなたも始めてみてはいかがでしょうか?